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おそらのうえで。

おそらのうえで。

*そんな恋のはじまり*


言葉を交わさなくても

人をすきになれるなんて

そんなの嘘だと思ってた。


でもそんな僕の考えを

君は打ち砕いた。


*そんな恋のはじまり*


放課後の廊下。

突然君は僕に「スキ」だといった。


話もしたことのない僕のことを

スキだといった。



「見てたんだ。ずっと。
 ずっとあたし、君のこと見てた。
 それでね、スキになったの」


君の言葉に無反応な僕に
まっすぐ僕を見つめて君は言う。


「スキになってほしいなんて言わないから。
 ねぇ、知ってて??
 あたしはあなたがスキだから」


にっこり笑う君が
隣のクラスの子だってことを
後になって知った。



真っ黒なさらさらのストレートの君


特別かわいいわけじゃないけど
感情のままにコロコロからる表情。


成績は中の上で

スポーツは得意らしい。


クッキング部で

すこしおっちょこちょい。


よくしゃべって

よく笑う子。





君から告白されてから

今日で2ヶ月。


僕は君を呼び出した。


あの時

君が僕にしてくれたみたいに

僕も君に

言わなきゃいけないことができたんだ。




あれからずっと僕も

君のこと見てたんだ。

君のこと

気になって。


ねぇ、もっと

君のこと

知りたいんだけど。



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bbs

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